鹿児島県霧島市福山町で造られる壺づくり純米黒酢
坂元醸造の黒酢作り
鹿児島福山町の坂元醸造さんが作る黒酢はたった3つの原料を壺にいれ
(3つの原料 蒸し米・米麹・地下水)
約2年仕込むだけの単純な製法なのですが、振り麹と呼ばれる作業は熟練した職人さんの手によって壺1本1本行われます。
壺の中では米麹が蒸し米を仕込み直後からでんぷんを分解し、ブドウ糖を作ります。
ブドウ糖は酵母の働きでアルコールへと変わり、発酵は糖化と同時進行で1〜2か月ほどで終わります。
そのアルコールが酢酸菌によって酢の主成分の酢酸に変わっていきます。
このあと半年から3年ほど熟成させると黒酢独特な風味と香りが生まれてきます。